現役うつが語るうつ病体験談。初期症状から診断まで

どうも、兎本です。うつ病です。

うつ病の症状は人それぞれ。

うつ病の体験談は誰が語っても貴重なものかと思いますので、お伝えさせていただきます。

兎本

うつ病初期の日記も公開してるよ

この記事を読んでほしい人
・うつ病だと診断されて他の人の体験談も知りたい人
・うつ病の初期症状の一例を知りたい人
※本記事の体験談はうつ病の一例です。

この記事の内容
・うつ病と診断されるまでの病状(過敏性腸症候群を含む)
・うつ病初期の日記

目次

うつ病の身体的症状:1ヶ月以上続く腹痛

ある日から突然、夜になるとおなかが痛くなるようになりました。

しくしく痛む感じだなぁと思っていたら、うずくまるくらいに突然強くなる不思議な腹痛でした。

放置していた腹痛は、1ヶ月経つ頃には1日中続くようになりはじめました。

まあ、そのうち治るでしょう

仕事中もずっとしくしく下腹部が痛い。
もにょもにょとした違和感が下腹部にずっとありました。

これはなにかヤバい病気かも

と思い、病院に行くことにしました。

まず過敏性腸症候群と診断される

病院は最終的に3カ所行くことになりました。

1つ目の病院では大腸炎っぽいということで、そのお薬をもらいました。
それを飲んでも1週間痛みは改善が見られません。

2つ目の病院ではストレスかもしれないねと言われ、過敏性腸症候群の薬を処方されました。
その薬を飲んだらなんと、腹痛が治りはじめたんですよ!

私の職場は人間関係もギスギスしていません。

なにがストレスなのかもよくわかりませんでした。

職場で倒れかける→うつ病と診断される

過敏性腸症候群になったことは職場には黙っていましたが、腹痛は隠せません。
時々おなかをさすっては「大丈夫?」と職場の人に心配をかけていました。

そしてある日突然、仕事中に立っていられなくなりました。

それまでは元気に働いていたんですが、突然血の気が引いて、倒れそうになってしまったんです。

人前で倒れたら恥ずかしいと思い、トイレの個室でうずくまって倒れそうな苦痛の波に耐えました。

冷や汗が噴き出して、足下がふらふらして、視界はぐるぐる。

帰れなくなる前に早退させてもらおう

ということでなんとか家に帰り着くことができましたが、しばらくは起き上がれませんでした。

病院に行きたいと家族に訴え、「死にたい」と突然泣きました。

自分でもびっくりするくらい泣いてしまって、病院に行ったときには目は腫れていました。

お医者さんに死にたい気持ちがあることを伝えると、電子カルテに「自殺企図」と打たれました。

「あ、これ自殺企図なんだ」と冷静に思うくらい、私は自分の「死にたい」という気持ちをずっと軽んじてきました。

お医者さんが書いた診断書には「うつ」と書かれていて、他人事みたいに思いました。

心療内科への紹介状を出してもらいました。

心療内科にかかるまでの地獄の1ヶ月

心療内科の予約がとれたのは1ヶ月後でした。

それまでは内科がくれた頓服の薬を飲んで死にたい気持ちと戦いました。

この頃はどん底です。
もう何やってても死にたい。

今までも楽しいことがあったときなどに「今が死ぬチャンスだ! 幸せなうちに死ねるぞ!」と思ったことが何度もありましたが、そんな「死にたい」よりずっとずっと辛い「死にたい」でした。

常に傍らに「死」が横たわっているような感覚で、夜になると今すぐ高いところから下を見下ろさなければ死んじゃうんじゃないかという訳のわからない焦燥感に駆られました。

うつ状態のときの症状
  • 毎日そわそわして家中を歩き回っては窓から外を眺める。
  • 玄関でうずくまって、死にたい気持ちの波に耐える
  • 頭の中で自分を否定する声がする
  • 額の裏がガンガン痛む
  • 胸の裏側を引っかかれているような不快感
  • 重力が100倍になった感覚があり這って移動する
  • 黙って自室を片付け、自殺場所の下見に行こうとする

以上のような症状が出ており、早く薬をもらえなければ死ぬとこの頃は本気で思っていました。

心療内科でうつ病と正式に診断される

辛い1ヶ月が終わって心療内科に行くと、先生は「うつ病」の診断書と共にお薬をくれました。

仕事はもうずーっとお休みです。
治療に専念することになりました。

薬を飲んで2週間する頃には重力に負ける日はほぼなくなりましたし、突然家を飛び出そうとすることもなくなりました。

うつの薬が効くということは、うつ病なんだな


と、あんなに苦しんでいたのに私はやっと自分がうつ病だということを受け入れることができました。

先生は「このうつ病は長年のものだと思うよ」と言っていました。

そういえば地獄の婚活を終えた少しあとに胃が痛くなって、人生初の胃カメラを飲んだことを思い出しました。

恋愛できないのに婚活をがんばっていたことも、母親になるという夢を諦めざるを得なかったことも私にとっては大きなストレスだったのかもしれません。

うつ病初期の日記

うつ病初期の日記が見つかりましたので公開致します。

数日前にアロマンティック・アセクシャルと自覚。忙しいとき以外は、ぼんやりと死を考える。
生きていても、いずれ孤独になるのならば、生きる意味がよくわからない。
だが、周囲の人々がまだ悲しむ状況の中で死ぬわけにもいかない。
生きる道の模索のためにも、生涯をかけられる夢や趣味が必要だと感じる。
小説はそれになり得るだろうか。

希死念慮が少しずつ鎮まっている。
良いことなのだろうが焦りも感じている。
私はこのまま孤独で死ぬことは確実。
それなのにのんびりしていても良いのだろうか。
あと数十年後さみしく生きていないようにするために、どうにか今を充実させなくてはならない。その方法が何かはわからないが、考えていきたい。

養子縁組について調べる。
デリケートなことだからか、なかなか情報がない。
母になりたいというエゴだけで、親になってもいいのだろうか。
悩んで決めなくてはならないことだと思う。
家族で笑い合う楽しみはいつかなくなる。独りの家で私は幸せに生きられるだろうか。
やはり死ぬしかないの可あもしれない。死ぬことが一番良い選択肢に思える。

この後もときどき趣味の場に集まったり、友人と会って楽しんだりしていますが、大体死ぬことばっかり考えています。

この頃は

みんな辛いことあるし、死にたいこともあるよね

と思っていたんですが、「死にたい」と真剣に考えることは病気です。

今となっては、早く病院に行きなさいよと思ってしまいます。

うつ病と診断される直前の日記

心療内科を受診するまでは、体調が悪く、日記が書けない日も多かったです。

それでも日記がうつ病に効くと聞いたことがあったので藁にもすがる思いで書いていました。

いつか家族がいなくなってひとりになる。
今が一番幸せなら、今終わりたいと思っている。それが病気らしい。
今日は1日重力が100倍になったようにだるくて座っていられなかった。
寝ると落ちる感覚がしてよく眠れない。
何もしていないのに泣いてしまう。
4時間ほど眠ったら、少し動けるようになった。

夕飯後に理由もなく号泣し、死にたくなり、日記も書けなかったので、これは後日書いている。
泣いたあとに薬を飲もうとしていたはずだが15分くらい何をしていたかわからない。
座っていたと思うが、記憶がない。

自殺する方法ばかり考えて、お守り代わりに縄を買おうと思ったが、それよりも本を買おうと思ってやめた。
部屋を片付けた。いらないものは売って身軽になって、いつでも死ねるように準備しておきたい。
なぜ死にたいのかはよくわからない。

体調が最悪の頃はよく記憶が飛んでました。

それでも日記を書いていたのはよかったと思います。

こうして少し元気になったときに読み返して「やっぱ病気だわ、私」と休んでいる理由に納得して、自分を許したり慰めたりしてあげられるので。

私みたいになる前に

日記を公開したのは、同じような思考の方がいるかもしれないと思ったからです。

「みんな苦しい世の中なんだし、死にたいと思うのは当然だよね」と思ったら大間違い。

兎本

みんな「死にたい」と口にはしますが、「マジで死にたい」とは思っていないらしいのです!
びっくりです!

本気で死ぬことを考えたら、悪化して私みたいに重力とバトルすることになる前に心療内科に電話しましょう。

大体の心療内科は予約をとれるのが1ヶ月先になります。

心の病気は早期に治療に動き出さなければ、本当に手遅れになりますよ。

一番大切なのは自分自身!

他の人のことなんて考えず、自分を大切にしなきゃいけなかったんだと私は猛省中です。

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この記事を書いた人

文章を書くことが好きなアセクシャル。
「文章を書いて生きる」という夢に向かって努力中。
保育士・幼稚園教諭免許あり。

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