読書ノートを書いたことがありますか?
本を読む習慣があっても、読書ノートを書かなければ、そのメリットを最大限に活かすことはできません。
まずは読書を習慣化したいという人にはこちら↓の記事が参考になりますよ。


読書だけでもメリットはあるけど、読書ノートを書くことでメリットが倍増するよ!
- 読書で得た知識を忘れにくくなる。
- 趣味として楽しい。
- 読書ノートを読み返すことで忘れかけていた知識を思い出せる。
- あの話はどの本だっけ?というときに索引になる。
せっかく本を読むのであれば、内容を長く覚えておきたいですよね。
アウトプット(感想を書くこと)を前提にインプット(読書)することで、記憶は定着しやすくなります。
今回は趣味としても楽しい読書ノートの書き方をご紹介します。
読書ノートは読書後すぐに書く


『読んだら忘れない読書術』 という本に「レビューは熱が冷めた翌日以降に。感想は熱のあるときに書くと良い」ということが書いてありました。
その教えにならって、私は読書ノートはできる限り読み終わってすぐに書くことにしています。



特に小説を読んだあとの感情は大切にして読書ノートに書いています
最初の数ページは索引にする。


後から見直しやすいようにするために、最初の数ページは索引にしています。
13の下に線が引いてあるのは、そこで月が変わっているからです。
このように線を引くことで、1ヶ月で何冊読んだかを簡単に把握することができます。



私の場合は、意外に自分って本読んでるんだなという気付きにも繋がりました
読書ノートを書くための本の読み方


様々な読書術の本を読んできましたが、「重要なポイントにマーカーを引く」という読書術がとても多かったです。



でも私は図書館ヘビーユーザーだし、本は綺麗に読みたいタイプ!
なので「マーカー読書術は無理」と思っていたんですが、それを可能にする文房具と出会いました。
このフセンマーカーは、クリア付箋のようなテープを修正テープの要領で貼れる文房具です。


私はケチなので(笑)重要だと思う箇所の行の頭にだけ、図のように小さくフセンマーカーを貼っています。
フセンマーカーを引いたページには、画像右上の細い付箋を貼って読書ノートを書くときに探しやすくしています。
その付箋がこちら↓安くてたくさん入っているので、これを使っています!
付箋マーカーは何行にも渡って重要だと思う文章がある場合は↓こんな感じで行の横に小さく貼っています。


読書ノートの書き方


読書ノートは自己啓発本やビジネス書と小説とでは書き方を変えています。
同じなのは、本のタイトルと著者、読了日は必ず記載しておくことです。



索引に書き足すことも忘れずにね!
自己啓発本やビジネス書の読書ノートの書き方
自己啓発本やビジネス書は読み始める前に、この本で何を学びたいかをぼんやりといいので考えます。
例えば自己分析についての本を読むのであれば、「自己分析のやり方について学ぶぞ」と思うことによって、自己分析について重要な箇所を深く読み取ることができるようになります。



これはカラーバス効果という心理効果だよ!
何を学びたいかを意識しながら、上記で説明したフセンマーカーとフィルム付箋を使った読書を終えたら読書ノートへの記録にうつりましょう。
読書ノートには、まず何故この本を読もうと思ったのかを書きます。
それからフセンマーカーを引いた中でも、最も自分にとって学びがあったという文章を3つ書き出しましょう。
どんなに自分に合っていなかった本だったとしても、3つは学びがあるはずです。
その3つさえ書けばあとは自由!
フセンマーカーを引いた部分でどうしても覚えておきたいことを引用して、ノート数ページにわたって書き続けることもありますし、感想文をさらっと書いて終わることもあります。
大事なのは1冊の本から最低3つは学びを得ることです。



たくさん学べた!と思った本でも、上位3つを決めてノートに書こう!
後で読み返したときに、どんな本だったかを思い出すヒントになるよ。
小説の感想の読書ノートの書き方
まずはその小説のあらすじを書きましょう。
書けたらまずは語彙力を増やすための作業にうつります。
先述した読み方で小説を読み終えた場合、わからない単語や「これってどういう意味だっけ?」となった単語にもフセンマーカーを引き、フィルム付箋を横に貼り付けてあるはずです。
その単語の意味を調べて読書ノートとは別に作ってある自分辞書に書き写します。
自分辞書はルーズリーフで作ってあるもので、順番などは気にせずに「本のタイトル」を書いてわからなかった単語とその意味を書き出しています。
時々読み返すと、「そういやこんな言葉があったな」と語彙力が増えるきっかけになります。
では読書ノートには何を書くのか。それは熱意ある感想です。
誰に見せるわけでもないので、単純な感想で大丈夫です。
- このキャラの気持ちめっちゃわかるわぁ
- ぜんっぜん面白くなかった
- 考えさせられた
- キュンキュンしたわ!
などなど、なんでも書いちゃいましょう。
時にはフセンマーカーを引いた台詞をすべて引用して書いて、「かっこいい~!」とだけ書いたりすることもあります笑



肩の力を抜いて書きたいように書いちゃおう!
マスキングテープでデコっちゃってもかわいいよ
読書ノートにおすすめのグッズ


読書ノートを書くために、おすすめのグッズがいくつかあります!
自分のお気に入りの文房具を使うことで、読書ノートを書く意欲にもつながりますよ。
読書ノートはお気に入りのノートで書く
読書ノートは長年保存するものなので、ちょっと高めのお気に入りのノートを使って書いています。
私が使っているのはEditのB6サイズです。ちょっと小さめなんですが、本棚に入れたときに他の本と背丈が揃うところがお気に入りです。
読書ノートに表紙写真を貼ることができる便利グッズ
読書ノートは好きなノートに好きなように書けば良いのですが、表紙の写真はあった方がわかりやすいと思いませんか?
本の表紙を縮小コピーしてもいいのですが、面倒なので私はこちらを使っています。
スマホで撮った写真をそのまま印刷できるものです。
表紙の画像をネットで探して保存し、このプリンターで印刷しています。
読書ノートを書くのがとってもスムーズになったので、「今から読書ノートを書いてみようかな」と思っている方にはおすすめです!



お値段高めなので、読書ノートを書いてみて続けられそうだったら導入を考えてみてもいいかも!
まとめ


- 読書ノートは読み終わったらすぐに書くと記憶に定着しやすい。
- 最初の数ページは索引にする。
- フセンマーカーでマーカーを引きながら書く。フィルム付箋でマーカーを引いたページはわかるようにしておく。
- タイトル、著者、読了日は必ず書く。
- 自己啓発本は「なぜこの本を読もうと思ったのか」とその本からの学びを3つは書き出す。
- 小説はあらすじと自分の感想を飾らない文章でいいので率直に書き出す。



読書ノートを書いて1冊の本から、より多くの学びを得よう!
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