アロマンティックとは「恋愛感情を抱かないセクシュアリティ」です。
恋愛をしないと聞くと、

・なにかの病気?
・恋愛にトラウマがある?
など原因があると思う人もいるでしょうが、すべてのアロマンティックがそうだというわけではありません。
この記事では、アロマンティックになる原因について解説していきます。
アロマンティックの当事者も、アロマンティックにかかわる人も、全員に知っていてもらいたい知識ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
アロマンティックとは?


アロマンティックとは、先述したとおり「他者に恋愛感情を抱かないセクシュアリティ」のことです。
LGBT+のひとつであり、少数派の存在です。
多数の人が当たり前に恋愛をするように、アロマンティックは当たり前に恋愛感情を抱きません。
そもそも恋愛感情というものを持っていないため、よくわかりません。
それ故に生きづらさを感じている人もいるでしょう。
生きづらさを感じている人は、職場・学校、家庭の他に第3の居場所をつくることで、孤独から抜け出せるかもしれません。


自分がアロマンティックかもと感じる人には、簡易的なテストを用意したので、受けてみてくださいね。



筆者はアロマンティック・アセクシャルです


アロマンティックには原因があるの?


アロマンティックには、「アロマンティックになった原因があるの?」という疑問は、当然あるかと思います。
私はアロマンティックです。
アロマンティックの私が、恋愛をしている人に対して、「どうして恋愛感情を抱くの?」と疑問に思うのと同じだと感じるからです。
アロマンティックには、アロマンティックになった原因がある人とない人がいます。
生まれつきのものでなければアロマンティックとは言えない、ということはありません。
あなたがアロマンティックだと感じて、しっくり来るのであれば、あなたはアロマンティックです。
ここからは、アロマンティックに原因がある人の話と、原因がない人の話をそれぞれお伝えします。


アロマンティックに原因がある人
まずはアロマンティックに原因がある人の話から見ていきましょう。
アロマンティックになった原因は、SNSを調査したところ
- 家庭環境
- HSP
が見られました。
アロマンティックになった原因1.子どもの頃の家庭環境
アロマンティックになった原因のひとつに家庭環境、親の不倫などがあります。
これは筆者の体験談ですが、アロマンティック・アセクシャルが集まる場で、アロマンティックになった原因を話している人がいました。
その人の両親はそれぞれに不倫相手がおり、お金はくれても家に帰ってくることはほとんどなかったそうです。
この子ども時代の家庭環境が原因で、アロマンティックになったと話していました。
SNSを見ても、子ども時代の家庭環境が影響してアロマンティックになったという人は多いようです。
また親の束縛が厳しく、すべてを決められていたために、人とかかわることはなくなったという人もSNSではぽつぽつと見つけられました。
幼少期の家庭環境が影響している人もアロマンティックであることに違いはありません。
アロマンティックになった原因2.HSP
アロマンティックになった原因がHSPだという人もいました。
HSPとは、繊細さんと呼ばれる人たちのことです。
相手の感情に敏感なのでパーソナルエリアが広く、それが原因でアロマンティックになったという人も見かけられました。
HSPもアロマンティックも生きづらさを感じるマイノリティなので、HSPが原因でアロマンティックになったのかもしれないという人は、自分の心を大切に生きていけるようにしてください。
ひとりで生きることの楽しさを紹介している記事もあるので、ぜひ見てもらえればと思います。


アロマンティックに原因はなかった人の体験談
原因などなく、気付けばアロマンティックだったという人も当然多くいます。
私もそのひとりです。
私は婚活を3年間おこない、その結果として自分はアロマンティック・アセクシャルというセクシュアリティなのだということを知りました。
アロマンティックになるような原因は特に思い当たらず、原因を聞かれると困ってしまいます。
生まれつきの性質として、私の場合はアロマンティック・アセクシャルなのだと思います。
アロマンティックとかかわる人は、原因を探らないであげるのが優しさなのではないでしょうか。
原因があろうがなかろうが、アロマンティック


アロマンティックの人には、アロマンティックになった原因がある人とない人がいます。
それでもどちらも、アロマンティックであることに変わりはありません。
生まれつきアロマンティックでなければ、アロマンティックではないということもありません。
原因があるから自分はアロマンティックではないと思う必要はないので、自分がアロマンティックだと思うのであれば、堂々と「私はアロマンティック」だと思って大丈夫です。
セクシュアリティは流動的なものなので、もっとフランクに考えられる人が増えればいいですね。
アロマンティックなのか悩んでいる人や、アロマンティックとのかかわり方などで悩んでいる人が、この記事を読むことで少しでも悩みを解決されることを願っています。
不安がある人はぜひ、私のTwitterにDMを送ってくださいね。
メールでも大丈夫ですが、返信が遅れることがあるかもしれません。
このブログと私自身が、悩むあなたの力になりたいと思っています。
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