アロマンティックのシンボルのひとつに、左手の中指につけるホワイトリングがあります。
他者に恋愛感情を抱かないセクシュアリティであるアロマンティックのシンボルが、なぜ、ホワイトリングになったのでしょうか?
この記事では、アロマンティックのホワイトリングについてご紹介します。
アロマンティック・アセクシャルである私がおすすめするホワイトリングも、一緒にご紹介するので、ホワイトリングを選ぶ際には参考にしてください。
なぜホワイトリングがアロマンティックのシンボルなの?

ホワイトリングがなぜアロマンティックのシンボルなのか。
それはアセクシャルのエースリングの対としてつくられたものだからです。

エースリングってなに?
エースリングは、アセクシャル(他者に性的魅力を感じないセクシュアリティ)のシンボルとして考えられました。
右手の中指につける黒い指輪がエースリングです。
その対として考えられたため、ホワイトリングは左手の中指に白い指輪をつけることがアロマンティックのシンボルとなりました。
エースリングの由来については、こちらの記事で詳しく解説をしています。


ホワイトリングは、



アロマンティックにもエースリングのようなものを作ろうよ!
という提案がされて、作られました。
※左手の中指に白い指輪をつけているだけで、絶対にアロマンティックというわけではないのでご注意ください。
ホワイトリングは、あなたのお守りになります


ホワイトリングをつけることに、意味があるのかな?と思う人もいるでしょう。
エースリングと同じく、指輪をつけているだけで、ホワイトリングはアロマンティックをカミングアウトすることになるわけでもありません。
ですが意味があるかと聞かれると、私は自信を持って「はい」と答えられます。
アロマンティックは恋愛感情がありません。
人が当たり前に持っているとされる恋愛感情がないことは、とても孤独です。
そんな孤独なときに右手の中指につけたホワイトリングを見ると、



私以外にもアロマンティックの人はいるんだ
という勇気をもらえます。
ホワイトリングは、アロマンティックの孤独を癒やすお守りになってくれる存在です。
意味があるのかと聞かれれば、あります。
アロマンティック・アセクシャルの孤独への対策については、他にも記事がありますのでご紹介しておきます。


おすすめのホワイトリング


ホワイトリングを身につけようと、ショップを探したこともあるのですが、白い指輪はなかなか見つけられません。
ですがネットショップではおすすめのホワイトリングが2つ見つかったので、ご紹介します。
ホワイトリングもブラックリングもあるデザインなので、アロマンティック・アセクシャルの人は、同じデザインのリングを両手につけることができます。
白の発色も美しく、細めのデザインなので、つけていても悪目立ちしません。
リングサイズは11号、13号、16号、19号、21号があります。
ちょっと太めのホワイトリングです。
こちらもブラックリングがあるので、アロマンティック・アセクシャルの人は同じデザインの指輪を両手につけることもできます。
太めのデザインなので、男性でもつけやすいでしょう。
磨き上げられた美しい輝きを放つリングです。
ホワイトリングでつながりを感じよう


ホワイトリングは、アロマンティックのシンボルであり、お守りです。
さみしさを感じたときにはホワイトリングを見るだけで、「自分と同じ境遇の人がいる」ということを感じられます。
ホワイトリングをつけることで、得られる安心感があります。
ぜひホワイトリングをつけてみることだけで得られる感動を体験してみてくださいね。
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