アロマンティック・アセクシャルあるある!うざい恋バナのかわし方3選

アロマンティック・アセクシャルあるあるに「うざい恋バナに巻き込まれて困る」というものがあります。

私はアロマンティック・アセクシャルです。

アロマンティック・アセクシャルは「他者に恋愛感情も性的魅力も感じないセクシュアリティ」です。

アロマンティック・アセクシャルが「うざい……」と感じる恋バナの例を、まずは見ていきましょう!

うざい恋バナの例
  • 好きなタイプを聞かれる→ないので答えられない
  • 恋人の有無を聞かれる→いないorいても恋愛感情はないので答えが難しい
  • 結婚を急かされる→恋愛感情がないから難しい
  • 「若いのにもったいない」と恋愛のすばらしさを語られる→わからない
  • 恋愛ができないことを打ち明けると「まだ出会っていないだけ」と言われる→そうかもしれないけど、たぶん一生出会わない気がする

私は恋愛に憧れがあるタイプのアロマンティック・アセクシャルなので、恋バナをふられると胸がズキズキします。

自分は決して手に入れらない恋愛感情の話を当然のようにしてくる周りの人たちに、嫉妬だとか憧れだとかの気持ちを抱く自分をどうしていいかわからなくなるんです。

この記事では、こういった正直うっとうしい恋バナを適当に回避する術をご紹介します。

目次

1.「恋愛できない。興味ない」とはっきり言う

私はうっとうしい恋バナを向けられたときには、もっぱらこの方法を使ってしまいます。

面倒だし、この話を生涯私にふらないでほしいので、はっきり言っちゃいます!

軽いカミングアウトです。

ズバッと言うと、反応は以下の3つに分かれます。

兎本

恋愛に興味ないし、結婚する気もないんだよね
ほかに楽しいこといっぱいあるし

えー、もったいない

へえ、そうなんだ(ドン引き)

そういう生き方もありだよね

「もったいない」と言うパターンと「ドン引き」のパターンの場合は、また同じような恋バナを振ってくることがあります。

ですが、そのたびに「恋愛興味ない。結婚する気ない」と言っておけば、そのうち「この人はこういう人だから」と諦めてもらえます。

たまに、

でもそういうこと言う子が、パッと結婚したりするのよね

とか言ってくる人がいますが「どうでしょうねぇ」とか言って適当に流しておきましょう。

恋バナは悪意のある会話ではなく、アロマンティック・アセクシャルではない人たちからすれば鉄板の盛り上がるトークネタなのです。

軽めとはいえカミングアウトに抵抗のある方はメリットとデメリットをまとめた記事がありますので見てみてくださいね。

2.他の人に話題を受け流す

恋バナを振ってくる人は、恋バナができればいいんです。

恋バナの対象が「あなた」である必要はないパターンはよくあります。

つまり誰でもいいから恋バナが聞きたいんですよね!

だって鉄板ネタだから!

なので、他の人に話題を受け流しちゃいましょう。

兎本さんの好きなタイプは?

兎本

うーん、難しいなあ
〇〇さんの好きなタイプは?

私はマッチョな人が好き!
守ってくれそうだし!

他の人に話題を受け流したところで、その人から恨まれることはそうそうないと思います。

何度も言いますが、アロマンティック・アセクシャルではない人にとって恋バナは鉄板のトークネタなのです。

それを話すことができる機会をゲットできたんですから、意気揚々と話してくれる人がほとんどです。

あとはその人の恋バナを物語でも聞いているような感覚で「へえ」と聞いておけば大丈夫です。

3.オウム返しで聞いているふりをしよう

3つめは心理学を使用した聞いているふりをする方法をご紹介します。

方法は簡単。相手の言葉尻を真似して、聞いているふりをするだけです。

これは心理学では「ペーシング」と呼ばれる技術のひとつです。

【例】

同級生の〇〇さん結婚するんだって
兎本さんは、そういう話どうなの?

結婚するんだって
私はそういう予定はないよ

若いんだから相手探せばいいのに

兎本

相手探せばいいんですけどねぇ

うっとうしい話は聞かなくていいんです。

聞いているふりをしとけばいいんです。

大事なのは相手の反応より、自分の心です!

このとき、相手の話す速度や声の高さなども合わせるとより「聞いてくれてるな」という感覚を相手に感じてもらうことができます。

恋バナは避けられないよ!

保育園では好きな男の子と遊ぶ権利をとりあって、老人ホームでは恋の三角関係が生まれます。

恋バナはアセクシャルではない人にとって老若男女問わず、鉄板のトークネタです。

人口の1%しかいないとされるアセクシャルにとっては、バリアフリーの整っていない環境ではあるのですが、恋バナを避けて通れる道ではないのです。

私のおすすめは、私が実際に行っている1つ目の「正直に言ってしまう」という方法。

軽いカミングアウトであれば、相手は重たくは受け止めません。

LGBT+の中のアロマンティック・アセクシャルだということを打ち明けると、重々しく捉えられちゃいます。
面倒なので、あくまで軽いカミングアウトにしましょう。

アロマンティック・アセクシャルであるあなたがあなたらしく生きるためには、周りに「この人は恋愛は興味ないんだな」と思ってもらえることが一番です。

軽く打ち明けてみると、「へえ」と意外とあっさり受け止めてもらえたりすることもあるので、試してみてくださいね。

この記事が、あなたがあなたらしく生きるためのヒントになることを願っています。

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この記事を書いた人

文章を書くことが好きなアロマンティック・アセクシャル
ブロガー・ライター・シナリオライター
保育士・幼稚園教諭免許あり

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